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移動動物園がやって来ました

 
 

6月23日、小学校のグラウンドに移動動物園がやって来ました。これはP2(小学2年生)の生活科の授業の一環で、生徒たちに小動物に関心を持ち、自分たちと同じように生命を持つ生き物であるということに気付き、育む心を養っていく目的で行われました。

まずはじめに、アニマルデコ(生駒市)の大島幸光さんから、「動物たちにはやさしく触れてあげてください」とお話がありました。

今回は、ウサギ、ハムスターなどの齧歯類、アヒルやニワトリ、ハシブトカラス、ハリスホーク(鷹)、アフリカミミズクなどの鳥類、ポールニシキヘビ、ケヅメリクガメなどの爬虫類などがやってきました。

児童たちは事前学習の中で、恒温動物と変温動物について学んでおり、今日はそれぞれの動物たちの特性や違いを発見するために、それぞれAグループ(恒温)Bグループ(変温)と分けて観察を行いました。

「足の形は?数は?」「目はどのあたりについている?」といった疑問に思ったことを、動物たちに触れながら学んでいました。

あいにくの暑さでぐったりした動物たちに、初めは恐々だった児童も、自分の体で日陰を作ってあげたり、ヒヨコやハムスターをを抱いたりしてやさしく接していました。また、スタッフの方に手伝っていただきながら、大きなニシキヘビに触れて、「つるつるしている」「あったかい!」と、初めての感触に感激する様子も見られました。

触れ合いの時間が終わると、教室に戻り、この日感じたこと、気付いたことをワークシートに記入しました。

児童たちは「ヒヨコもウサギもみんな心臓がドクドクしていた。生きているのだなと思いました」「ヘビも鳥もかわいかったです」と、触れ合いの中から生命の大切さを改めて感じてくれたようです。