P2（小学２年）生の生活科です。最後の単元で、「１年生を『おもちゃ研究所』に招待して楽しんでもらおう」というめあてで活動をしました。どんな遊びを楽しんでくれるだろうか、どんなルールならわかりやすいだろうか、どんな説明をしたらいいのだろうか、たくさんのことを考えて、当日まで準備をしてきました。そして、いよいよ当日。１年生も２年生も多いに楽しむことができた時間でした。
招待した後の２年生の子どもたちの振り返りから、その様子を感じ取ることができます。

　「ぼくのはんは、学習ゲームで、ぼくは答え合わせをするかかりでした。でも、人がふえてくると、みんなでたいへんなところをやろうと考えていたので、ぼくはガチャの玉にもんだいを入れるかかりをやったり、１年生がこまっていたら教えてあげるかかりもやったりして、みんなできょう力することができました。１年生は、みんなが楽しそうに学習ゲームであそび、けいひんをもらう時も、とても楽しそうでした。ぼくは、それを見てとてもうれしくなりました。今日は、２年生みんなで１年生に教えてあげたりあそんだりする時だったけれど、みんなで楽しくできてとてもよかったと思います」
「きょう『めいろくじ』というおもちゃで遊びに来た人数が30人をこえたと思います。そして、みんなたのしんでくれたと思います。ぼくは、せつめいや「また来てね」」ということばをいっぱいつかいました。...「また来てね」といったら「こちらこそありがとうございました」とおれいをしてくれたからうれしかったです。ぼくは、うれしいやたのしかったな、という気もちがいっぱいうかびました。また、１年生の子たちといっぱいあそびたいです。あと、１年生をしょうたいするまえにグループのみんなでめいろやしょうひんをつくるのにすごくがんばりました。そして、今日、がんばったかいがあったなと思いました」

　去年、今の２年生が１年生の時には、全国の学校が一斉に臨時休校になり、計画していた同じような場面を経験することができなかったのです。でも、今年、自分たちが計画したことを実行できたという達成感はとても大きなものがあった、という２年生の気持ちが伝わってきます。