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マッチとの出会い

校長
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私たちの生活の中でマッチを使う機会はほとんどありません。

でも、「理科」の授業においては、4年生でアルコールランプを使うなど、火を扱う実験があります。学校では、アルコールランプに火をつける前に、まずマッチで火をつける学習から始まります。なにしろ、どのクラスでも、4分の1近くがマッチを触ったことがない子どもたちです。扱う前に周囲をどのような状況に整理しておくのか、中にあるマッチ棒がどう並ぶようにマッチの箱を持つのか、マッチ棒の軸のどのあたりをどの指でもつのか、どちらの向きにこすればよいのかなど、詳細の情報を子どもたちには与える必要があります。

楽しみなようで、少しだけ大丈夫かなという顔をしながらマッチを擦り始めた子どもたちですが、どうやら全員無事にマッチを擦って火をつけることができ、どの子も満足そうです。

社会状況が変化することで、子どもたちが経験できることも変わってきています。学習することで、ふだんは触れることの少ない様々な物の扱い方を身につけ、体験できることが広がっていくよう丁寧に指導を積み重ねていきます。