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P2モンゴル体験

校長
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1月28日(土)、P2(小2)生が、恒例の「モンゴル体験」を実施しました。この活動は、国語の授業で学ぶ『スーホの白い馬』という物語の内容をより深く理解するために、モンゴルという国や人々のこと、そこでの暮らしや文化について学び、体験しようというものです。そのためにお越しいただいたのは、モンゴルパートナーシップ研究所(京都府長岡京市)の方々です。

例年通り、モンゴルについての学習からスタートしました。P体育館の壁面に、モンゴルの大草原とそこに点在するゲル、馬や羊、ラクダの群れなどが映し出されます。説明をしてくださった伊藤さんは、「モンゴルの子どもたちは、小さい頃から動物や自然と仲良くしています。馬の扱いが上手になって競馬に出場する子どもたちもたくさんいます。ゲルの入り口に、競馬で獲得したメダルを掲げている所もあります。スーホのお話は、今のモンゴルの草原に住む人の生活にも受け継がれているのですよ」と話されました。

次に、遊牧で生活をするモンゴルの人たちの家、ゲルの話になりました。季節に合わせて年に4回、草原を移動して暮らす人々がどんな工夫をしてゲルでの生活を行っているかの説明です。組み立てや解体が楽にできるような工夫、暑さや寒さをどのように調節するかの工夫など、P2生たちはなるほどと感心しながら聞いていました。「トイレは外の草原のどこでしてもいいんですよ」という説明には笑い声もあがりました。続いては、品川さんによる馬頭琴の演奏です。馬やラクダの走る様子や鳴き声などが巧みに織り込まれた演奏で、たった2本の絃なのに、それらがうまく響き合い、モンゴルの大自然を感じさせる演奏でした。

最後は、モンゴルの民族衣装デールの試着、ゲル内部の見学、馬頭琴の演奏を体験させていただきました。みんな興味津々、ゲルの中がとても広いことに驚いたり、デールを着てポーズを決めたり、馬頭琴の響きを身体で感じたりして、モンゴルの伝統をしっかりと体験しました。『スーホの白い馬』の世界にぐっと近づき、これからの学習に大いに役立ったと思います。