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給食週間「郷土料理」

校長
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1月24日(火)と25日(水)に給食の様子を見学しました。文部科学省のホームページによれば、「昭和25年から、学校給食による教育効果を促進する観点から、1月24日から1月30日までの1週間を『学校給食週間』としました」とあり、全国の学校でこれにちなんだ催しが行われているようです。本校でも、給食業者さんが工夫してくださり、今年はこの期間のメニューに"全国の郷土料理"を加えてくれました。

24日(火)にはP3・4(小3・4)を訪れました。郷土料理は「鮭のちゃんちゃん焼き(北海道)」。それに切干大根の煮物とにゅう麺がこの日のメニューです。「ちゃんちゃん焼き」は、バターで焼いた秋鮭の切り身やたまねぎ・にんじん・キャベツなどの野菜が白みそで味付けされています。配膳が整って、「いただきます」をする前に当番の児童からメニューの紹介がありました。「さて、どこの郷土料理でしょうか?」とクイズが出されたのですが、隣のクラスから、「今日は"北海道"の郷土料理の......」という大きな声が聞こえ、クイズにならなかった場面もありました。でも、家庭で食べたことがあるのか、詳しく知っている児童も多くいたようでした。切り身の鮭を箸で挟むのに苦労している者もいましたが、皆大きな口を開けてパクリと美味しそうに食べていました。

25日(水)にはM1・2(小5・6)を訪れました。郷土料理は、「ひきずり(愛知県)」。これは私も食べたことがありません。農林水産省のホームページによれば、「名古屋では、すき焼きのことを『ひきずり』と言います。すき焼きなべの上で肉をひきずるようにして食べたことから、『ひきずり』と呼ばれるようになりました。......」とあります。「愛知県では名古屋コーチンなどニワトリの飼育がさかんなので、ひきずりにも鶏肉が使われます」とも書かれていました。各教室を回って、「今日の郷土料理はどうですか?」と尋ねてみると、皆きょとんとした顔。Pと違って、給食週間や郷土料理のことがあまり説明されていないようです。教室にあるPCでさっそく「ひきずり」のことを調べて児童たちに説明する担任の先生もいました。でも、皆おいしそうに食べているのを見て、まずは安心しました。

郷土料理は、26日(木)に深川丼(東京都)、27日(金)に筑前煮(がめ煮)(福岡県)が予定されています。おいしく、ためになる給食をしっかり味わってほしいと思います。