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西日本私小連半日研修会

校長
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11月7日(月)、西日本私立小学校連合会の半日研修会があり、本校では保健体育部会の公開授業が行われました。参加した私立小学校の先生方に見ていただいたのは、異学年による合同授業で、P3B(小3)・M1C(小5)合同の「フラッグフットボール」に授業です。「フラッグフットボール」とは、アメリカンフットボールからタックルをなくしたスポーツだそうで、攻撃側はアメフトで使うようなボールを持って敵陣へのタッチダウンを狙います。一方、守備側はタックルをする代わりに相手の両腰につけたフラッグを奪うことで攻撃を阻止するというスポーツです。

先日からPグラウンドで練習をしている様子は見ていたのですが、間近で見学するのは私もこれが初めてです。たくさんの他校の先生方に見られての授業ということで、児童たちは緊張するかなと思っていましたが、むしろ積極的にキビキビとした動作で臨んでいました。まず先生からの授業のめあてと流れが説明されます。「ブロックの動きを使って3対2ランゲームをしよう」というめあてが示され、さっそく児童たちはそれぞれのチームに分かれてコートに散ります。オフェンス側3人はまずハドルを組み、だれがボールを持って、どのように走るか、そしてそのランナーを守るために、ディフェンス側をどうブロックするかを相談します。このようにコミュニケーションを取りながら行うことがこのスポーツの特徴なのでしょう。

ハドルでの作戦が決まれば、Ready Goの掛け声を合図にオフェンス側の作戦実行です。上手にボールを隠しながらディフェンスの目を欺こうとします。ディフェンス側もしっかりランナーを見極めて、そのフラッグを取ろうと襲いかかります。ルールの中での"だまし合い"もこのスポーツのおもしろさだと思います。ただし、みんなまだ慣れないところがあって、すぐにランナーを見破られてしまったり、他のオフェンスが全然ブロックに回れていなかったりすることが多く、その都度先生から注意と指導が行われます。

結構ハードに身体を動かすのですが、P3とM1の児童がよく協力して、笑顔で楽しそうに取り組んでいます。見ているこちらも楽しくなってくるスポーツです。まだまだ多くの技を身につけなければならないようですが、いずれはこの競技の大会が開かれるのを楽しみにしています。