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M3クラブオリエンテーション

校長
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4月28日(木)の終礼後、新入学のM3(中1)生を対象にした「クラブオリエンテーション」が大講義室で行われた。期待に満ちたM3生たちの様子と新入部員勧誘に燃える先輩たちの意欲がどのようなものかが気になって、会場へと足を運んでみた。

開校から8年が過ぎ、運動系クラブが10、文化系クラブが12(同好会1を含む)となった。中学1期生や2期生たちと教員が一緒になって一から作り始めた頃を懐かしく思うと共に、それらが後輩たちに着実に受け継がれていることを嬉しく思いながら、それぞれのクラブの発表を聞かせてもらった。

"派手なパフォーマンスは禁止"というルールがあるためか、どのクラブもまずは真面目に活動日や内容について紹介している。総じて運動系クラブは恥ずかしがり屋で口下手な者が多いのか、それともあえて言わずとも見に来てくれれば分かるよということなのか、あっさりとした発表が多かった。

それに比べると、今年は文化系クラブの発表がなかなか良かった。「競技かるた部」は百人一首を詠みあげる声から始まった。室内楽部はフルート・バイオリン・チェロのトリオで観客を惹きつけた。科学部は空気砲を持っての登場である。上手く煙が発射されて、オーッというどよめきがあった。交通研究部は賞をいただいたジオラマを持ち込んだ。PC部は自分たちがロボットになって、パワーポイントを駆使していた。中でも上手だったのは演劇部である。発表自体がドラマ仕立てであり、その中に次回公演の案内やM3を担任する顧問の紹介も巧みに織り込んでいる。役者たちの演技力の向上がこのようなところにも発揮されたのには感心した。最後には、この会を企画した「生徒会執行部」の紹介もあった。

生徒たちにとっては、学校生活において重要な役割を持つクラブ活動である。M3生たちも終始真剣な表情だった。充実した6年間のために、そして生涯の友を得るために、よ~く考えて選択してほしい。5月からは体験入部が始まる。