4月15日（金）、小学校入試のための塾対象説明会・見学会を開催しました。今回は少し趣向を変えて、お越しいただいた先生方にまずP1生(小1)たちの授業の様子をご覧いただきました。

P1Aでは国語の授業、「ひらがなを書こう－『こ』の字形指導」が行われていました。『こ』の字は二画であること、でも元をたどれば上下がつながっていた字であること、だから曲がっていたり、はねたりする部分があることなど、子どもたちにいろいろなことを気づかせながらの指導です。ハイスピードで書いたり、スロースピードにしたり、"頭鉛筆"で書いたりなど、しっかりと字形を子どもたちに定着させていく様子を見ていただきました。

また、P1Bでは算数の授業、「なかまづくりとかず」が行われていました。黒板にはたぬきとおにぎりの絵が貼られていて、その数をどのように比べて、多いか少ないかを考えればよいのかを学んでいました。すでに数をかぞえることのできる児童が多いのですが、それをどのように比べるのか、どうすれば皆にそれを伝えられるのかがポイントです。積極的に前へ出て、自分の方法を発表しています。

参観された先生方からは、「1年生の子供達が生き生きと、楽しく学ぶ様子を興味深く拝見いたしました」、「1年生の算数、とても楽しく見せていただきました。発表力や思考力の向上などにつながっており、これから先の子供たちに必要なものを先取りされていると思いました」といったご意見をいただきました。

この授業見学の後に、改めて本校の取り組みや入試のことについて説明させていただきました。私からは、「教科学習・体験学習・異学齢交流活動」の3つの特色について話をし、特に今年度からの英語授業時間数の増加と4技能の定着、国語のブックトーク活動や算数作文活動など、子どもたちの興味関心をひきつけながらの、しっかりとした教科学習への取り組みを紹介させていただきました。参加いただいた塾関係の先生方、ありがとうございました。