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身体測定・スポーツテスト

校長
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4月12日(火)、小学校全クラスの身体測定・スポーツテストが始まりました。スポーツテストの種目については、P1(小1)は50m走・ソフトボール投げ・立ち幅跳び・上体起こし・握力、P2(小2)はこれに長座体前屈が加わり、P3~M2(小3~小6)はP2に反復横跳びと20mシャトルランが加わります。

どちらかと言えば、体格や体力を大いに自慢することができるという児童があまり多くない本校です。また、今の子どもたち全体を考えても、外で遊ぶ機会が少なく、昔の子どもたちに比べて体力や運動能力において低下しているという現状です。

体育の授業を見せてもらっても、サッカーなら見よう見まねで形になっているのですが、野球らしきもの(?)を見学した時には少なからぬ驚きがありました。投げられたボールを打つことができないので、バッティングティーにボールを置いてそれを打つのです。中にはそれでも空振りする子も...。さらに、打ったボールがフライであってもゴロであっても、落下やバウンドに合わせて捕ることができない子が多いのです。さらにさらに、何とか捕球したボールを1塁に投げてアウトにするというのは超ハイレベルの技術なようで、ボールが止められたかそうでないかでアウトかセーフが決まるとのことでした。私たちの頃と違って、今の子どもたちにとって野球というスポーツは難しいのかもしれません。児童たちのスポーツテストの様子を見ながら、私はこんなことを思い出していました。

もちろん中には優れた運動能力を持っている児童もおり、運動会やマラソン大会でそうした活躍を見ることができたり、校外のクラブやチームでスポーツに取り組んでいる者もいたりするのですが、やはり気になるのはすべての児童の体力と健康です。そして、そのためには本校の総合グラウンドやその他の体育施設の活用とその機会作りです。また、普段の休み時間や昼休みなどに"遊び"を通じて体力や運動能力を伸ばす機会を作ることも大切です。

そして、そうした健康な身体に支えられて、心の成長や学力の伸長があるのだと思います。どうか児童たちのスポーツテストの成績が良くなっていますように。