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M1ハワイレクチャー

校長
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3月9日(水)、2ヶ月後にハワイ宿泊学習を控えたM1生(小5)が「ハワイレクチャー」を受講しました。お越しいただいた講師は、James Keonui Aalona Jr.さん(Jamesのハワイ語訳でKimoさんと呼ぶ方がよいそうです)。約30年前に来日し、大学で相撲に取り組んで活躍されていたそうです。

その後、高校の英語の先生になり、相撲部監督としても実績を残しておられます。その体格を見れば一目瞭然、ハワイ出身で相撲をやっていた方だなと分かります。さらに特徴的なのは、その明るさ、陽気さです。「私の得意なスポーツは何だと思う?」、「相撲!」、「No!Pingpong!」「えーっ!」といきなり子どもたちを笑わせます。

そのように子どもたちを上手に惹きつけながら、Kimoさんは、ご自分が生まれ育ったハワイ・オワフ島のハウウラの町のこと、ハワイの人々が好む食べ物のことを語り始めます。興味深かったのは、昔ながらの伝統の料理法、Imu(ハワイ式かまど)での豚の蒸し焼きの話です。何百人、何千人もが集まるパーティーのために男たちが作る料理だそうです。大勢の人が集まって陽気に食べて、騒ぐハワイの人たちの生活をKimoさんは紹介したかったようです。

続いて、日本からハワイに渡った移民の人たちの話、その人たちが愛した盆踊りや相撲の話があり、ハワイの文化、Kimoさん得意の音楽の話になりました。ウクレレのUkuは蚤、leleは跳ねるの意味だということ、パニオロと呼ばれるハワイアンカウボーイたちが広めたことを説明した上で、代表の子どもたちへのウクレレ講習が始まりました。恐る恐る楽器を手にした児童たちですが、爪弾くと澄んだ明るい音が出ます。

子どもたちに弾き方を教えてくださった後で、Kimoさんはハワイを代表する歌「Hawaii Aloha」を歌ってくださいました。その甘く優しい歌声に聞き惚れてしまいました。M1生たちも一気に魅了され、存分にハワイ気分を味わったようです。

現地出身の方から直接ハワイの文化や人々のことを教えてもらい、M1生たちのハワイへの関心は大いに高まったようです。しっかり準備して本番に臨みたいと思います。Kimoさん、素敵なお話と歌声、ありがとうございました。