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コーラス部ミニコンサート

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3月8日(火)放課後、小学校コーラス部のミニコンサートがP音楽室で開催されました。参加部員はP4生(小4)4名、M1生(小5)2名、M2生(小6)11名の計17名。小学校を卒業するM2生にとっては最後のコンサートです。

M2生からの挨拶でコンサートが始まりました。最初の曲は「太陽のサンバ」。サンバのリズムに乗って陽気に楽しく幕を開けるといった意図があったのかもしれませんが、たくさんの保護者の方や児童たちが聴衆として集まったせいか、少し緊張気味のスタートでした。でも、声がよく揃っていて、上品でさわやかな歌声を聞かせてくれました。

2曲目は、あの「太陽がくれた季節」。小学生のコーラスでこの曲を聴くのは初めてです。「♪青春は~、♫太陽が~」という歌声に懐かしさと新鮮さを感じました。3曲目は「ひらいたひらいたかごめかごめ」。二つの童謡が巧みに絡み合います。さすがコーラス部ならではの、音をよく聴き合っての合唱だったと思いました。4曲目は「U & I」という曲です。「アルトパートの音程の取り方が難しい」と歌う前の解説で言っていましたが、ゆったりした曲だけにしっかりと音を取らないとハーモニーができないのだと感じました。でも、なかなかの出来栄えで、気持ちが穏やかになる合唱でした。

徐々に終わりが近づいてきます。5曲目は、いきものがかりの「YELL」。歌いだしを聴いて、とても難しい歌だな、練習に苦労しただろうなと思いました。語りかけるようなメロディを皆で合わせていくのは大変だったと思いますが、部員たちはこの曲が好きなのか、一生懸命に曲の世界に入ろうとしている様子が見られました。

そして、最後の6曲目は、ミュージカル『夢から醒めた夢』の中で歌われる「愛をありがとう」という曲です。「感謝の気持ちを込めて歌います」と語ったように、皆の気持ちが一つになり、精一杯の感謝が伝わる素晴らしい合唱になりました。

大規模な、迫力のある合唱というのではありませんが、児童たち一人ひとりの優しさが伝わってくるコンサートでした。こうした活動も大切にしていきたいと思います。