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【古川】P4収穫祭・餅つき

校長
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11月27日(金)、P4生が収穫祭と餅つきを行いました。先の稲刈りで収穫できたお米は、うるち米13kgともち米5kg。それらの収穫を感謝するためにこの催しを実施しました。

まずはP4生全員が集まって「収穫祭」です。棚田で収穫したお米を三宝に盛って、神職に見立てたグリーンファームの飯田さんと辻尾教頭に捧げます。続いて、飯田さんから、「11月23日は現在では勤労感謝の日とされていますが、この由来は古くからある新嘗祭という行事にあります。この行事は神様に新しく収穫した新穀を献上するというものです。1学期から皆さんが手間暇をかけて育てたお米の収穫を喜ぶとともに、それを神様に感謝するという気持ちを忘れずにいてください」というお話をいただきました。

飯田さんはさらに「苗半作」という言葉を紹介し、「この言葉は、良い苗を育てることは、収穫量の半分が保障されたようなものであるという意味です。P4の皆さんはまだまだ苗の段階ですが、ここでしっかり勉強して良い苗になれば、皆さんの将来は半分完成することになります。毎日の学校生活に頑張ってください」と話してくださいました。

収穫祭の後はいよいよ餅つきです。7人のお母様方に返し手等のお手伝いをお願いし、児童は2人で1本の杵を持って、掛け声をかけながらつき始めます。子どもたちが苦労していたのは、杵を真っ直ぐに打ち下ろす時のコントロールと、餅にくっついてうまく上がらない杵の扱い方でした。臼の淵を叩いてしまったり、杵同士がぶつかり合ったりと、大騒ぎながらも楽しそうに全員が餅つきを体験しました。

その後は、つき上がった餅を丸める作業です。手早くが肝心なのでしょうが、子どもたちの手つきはさながら粘土細工です。付けたり貼ったりといろいろな大きさや形のお餅が出来上がりました。それでも、こうして出来上がったお餅をきなこやしょうゆをつけて頬張った時には、皆一斉に「おいしい!」の声。自分たちが収穫したという思いからでしょうか、それとも餅つきでお腹が空いたからでしょうか、ニコニコ顔でパクパクと食べていました。食べる時にも感謝の気持ちを忘れずにね。