【古川】M1広島宿泊学習③
11月18日(水)から20日(金)に実施したM1(小5)広島宿泊学習3日目の報告です。
まずは厳島神社の見学。各クラスにガイドの方が付いて丁寧に説明してくれます。境内での説明中に傍に寄って来るのは宮島のシンボルとなっている鹿です。とは言え、奈良で暮らす私たちにとっては、「奈良の方が有名!」とばかりにちょっと覚めた目つきで眺めます。「野生動物だからあまり近づかないように」と注意を受けましたが、奈良公園にいる鹿たちの方が食べ物のねだり方が激しいのような気がしました。
平日にもかかわらず、秋の観光シーズン、修学旅行シーズンとあって、神社内は多くの参拝客が来ていました。写真などで見る場合には、どうやって海の中にこれだけの建物を建てることができたのかと不思議に思っていた児童もいたようですが、潮の引いた時間に見ることができて、その疑問も解消したようでした。大鳥居にも近づくことができ、傍まで行ってその柱の大きさや太さを確かめていました。
神社の見学後は、M1生たちが待ち兼ねたお土産購入タイムです。担任に預かってもらっていたお土産代の封筒を受け取った児童たちは、表参道商店街のそこここに散らばっていきます。家族のために、自分のために、封筒の中の金額と相談しつつ、あれこれと思い悩みながらも、定番の紅葉まんじゅうやしゃもじをはじめ、キーホルダーやお箸などをゲットしていました。
昼食後は宮島桟橋から宮島口へ、そしてJRで広島駅へと向かいます。乗り継ぎが多く、私たち教員もその都度点呼を繰り返さなければならず、なかなか大変です。ぼーっとする児童に注意を与えつつ、無事広島駅到着。帰りは、新大阪駅・京都駅・学校と3か所に分かれての解散となるので、ここで解散式を行いました。私からは、この宿泊学習の経験を大事にしてもらいたいということと、「家に帰って疲れを取ったら、来週からしっかり勉強やで!」という言葉を添えて、厳島神社神内で購入した"学業御守"を各クラスに一つずつプレゼントしました。もうちょっと喜んでもらえると思っていたのですが......。