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【古川】M1広島宿泊学習②

校長
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11月18日(水)から20日(金)に実施したM1(小5)広島宿泊学習2日目の報告です。

体調を崩す者もなく、皆元気に起床。私たちにとってはほっとする瞬間です。ホテルから路面電車の駅に向かいます。児童たちにはあまり経験のないことかもしれませんが、路面電車の走る町というのはなかなか素敵だなと思ってくれればいいなと思いました。

原爆ドームを見ながら平和記念公園へと入っていきます。原爆の子の像の前で整列し、P生にも呼びかけて作った折り鶴を捧げます。さすがに児童たちも厳粛な表情です。さらに、原爆死没者慰霊碑では献花を行いました。今彼らが立っているこの場所で、70年前の夏に起こった出来事を、彼らは彼らなりに一生懸命考えているようでした。いくら聞いても、おそらく彼ら、そして私にも想像できないほどの惨状であっただろうと思いますが、その地に立つということ、それを想うということが平和へと繋がることを彼らは学んでくれたと思います。

この後、原爆死没者追悼平和祈念館で大越和郎さんの講話を聴き、平和記念資料館を見学しました。さらに昼食を挟んで、班ごとに平和ガイドの案内で公園内を散策しました。5時間に及ぶ滞在でしたが、彼らなりに一生懸命"平和"を考えてくれたようでした。

次の訪問地は、三菱重工広島製作所です。海岸沿いにある2つの巨大な工場敷地にまず驚かされました。一つの街と言ってもいいほどの規模です。タービン・コンプレッサ工場と、航空機工場を見学させてもらいました。ヘルメットにゴーグル着用、工場の音が大きいので、各自が持つ受信機で説明を聞くという物々しさに児童たちはさらに驚かされたようです。ボーイング777の胴体部分の製造には少しイメージも具体的になったようで、案内の方への質問が飛んでいました。

夜になって、この日の宿泊地である宮島に到着。夕食後には、しゃもじ絵手紙の体験を行いました。今日一日の多くの体験を、家の方に向けて、しゃもじいっぱいに書き込んでいました。本当に届くかどうかは、家に帰ってからのお楽しみです。