【古川】Pスポーツフェスタ午後の部①
10月10日(土)に開催した「プライマリースポーツフェスタ」午後の団体演技の様子を紹介します。
午後の開始は、「応援合戦」で始まりました。開会式でのエール交換とは違って、我がチームの強さを鼓舞するパフォーマンスに赤白両組全員の力が入ります。それを束ねる赤組団長の岡崎君と白組団長の笠井君の声もグラウンドいっぱいに響きわたりました。また、「ゴーゴーゴー運動会の歌」が互いに重なり合う時の迫力はなかなかのものでした。勇ましい太鼓を叩いてくれた赤組の吉村君と白組の濱本君にも拍手を贈りたいと思います。
午後にはP3とP4の表現演技がありました。P3のテーマは「太陽~心をひとつに~」。児童たちは、白・黄・橙の旗を持って登場してきました。それらの旗を、体を精一杯使ってのびやかに振るダンスは、午後になってやや風が出てきたこともあり、とても優雅で、かつ迫力のあるものでした。
また、P4のテーマは「島人ぬ宝~みんなの心をあわせて~」。祭りの半被を着て、パーランクという小型の太鼓を手に手に持ってエイサーを踊ります。"島唄"の曲と共にゆったりと登場し、"島人ぬ宝"の曲が流れ始めると活気ある踊りに変わっていきます。合いの手の"イーヤーサーサー"や跳ね踊る様子は良い雰囲気を出してくれていました。プライマリーの最上級生の演技に、下級生たちもあこがれの表情で、目を見張らせていました。
プライマリーということで、小学校1年生から4年生までで取り組むこの運動会は、最上級生のP4生、そしてそれに続くP3生たちの活躍が成功の鍵を握っています。彼らの活躍を見て、下級生たちは自分たちも来年、再来年にはあの活躍をすることができるという身近な希望を持つことができます。選手宣誓や応援団長という目立った役割でなくても、用具を運ぶ、招集で皆をきちんと並べる、決勝でゴールテープを持つ、そんな一つひとつの役割をP4生・P3生がきちんと果たしてくれたことが、彼らの自信を持った演技につながったのではないかと思います。