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【古川】P4天体観測会

校長
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9月18日(金)、P4天体観測会を行いました。前日の17日と2日間に分けて行う予定でしたが、前日はあいにくの曇り空で、この日に希望者全員を集めて行うことになりました。午後になって厚い雲が空を覆うことがありましたが、夕方からはその雲も消えて、絶好の観測条件となりました。

希望したP4生たちは18:30に学校に集合。まず大講義室で理科の先生から観測についての注意とこの日の天体の様子についての説明を受けた後に、Y棟屋上にある天体観測ドームへと移動しました。ドーム内はスペースに限りがあるので、ドーム内で望遠鏡を見る班、南東の空を肉眼で見る班、北西の空を肉眼で見る班と3つの班に分かれ、それぞれの場所で理科の先生から解説を受けました。

今年は秋が早いのか、屋上に上るとかなり肌寒く感じましたが、狭いドーム内は児童たちの期待と興奮で温かく感じられました。まずは西の空の月齢5.1の三日月を観察。肉眼では光った部分だけしか見られないのに、望遠鏡を通して見ると、影になった部分もよく見えます。また、たくさんのクレーターも見ることができ、一人ひとりが大きな歓声をあげていました。そして次は、今、月に接近している土星の観察です。私も見せてもらいましたが、輪(環)を持った土星がはっきりと見ることができ、とても感動しました。理科のF先生から、土星の、輪(環)についての説明も受けました。

肉眼で観察する班でも、理科のT先生やA先生から、土星や金星などの惑星の話や、こと座のベガ・白鳥座のデネブ・わし座のアルタイルによる夏の大三角形の話などの説明を受け、夏から秋にかけての天体の様子を満喫しました。

20:30に観測を終了し、迎えに来た保護者の方々と共に児童たちは学校を去っていきました。彼らの表情は、望遠鏡で見た月や星への感動と夜の学校にいるウキウキ感に溢れていました。