【古川】P夏休み作品展
9月12日(土)、P授業参観・保護者会を行いました。私の方は、1限目と2限目に2学年ずつの保護者の方にお集まりいただき、「校長講話」として、学校の方針や今後の行事予定等についてお話をさせていただきました。今回は、この日に保護者の方にご覧いただいた「夏休み作品展」の様子を報告します。
この日夕方近くになってようやく時間ができたので、一人で作品展を見て回りました。「アイデア貯金箱」と「発明工夫展」が夏休みの工作の主なテーマです。PMダイニングには、クラスごとに子どもたちのアイデアと工夫、汗と努力、そしてちょっぴり保護者の方のアドバイスが入り混じった様々な作品が並んでいます。
P1(小1)の貯金箱では夏らしい作品が並んでいました。「夏の貯金箱車」「バーベキューに行ってきました」「ぼくのあさがお」「海のお城」「貝の家」「海の中の宝物」など、夏の経験や海で拾った貝殻を組み込んだ力作ぞろいでした。
P2(小2)の貯金箱では女の子たちの好みが存分に発揮されていました。「いちごのロールケーキ」「スイーツ貯金箱」「お菓子の家」「プリンセス貯金箱」など、「大好きなケーキやお菓子のために貯金するぞ」という意気込みを感じました。どの作品も女の子らしくキラキラとした作品でした。
P3(小3)でおもしろいと思ったのは、作品の工夫だけではなく、命名の工夫でした。「ヘラクレス貯金箱」(本当にデカい!)、「お金を入れるとおさるがジャンプ」(お猿がかわいい)、「かっぱっぱ~ボョ~ン」(河童がちょっとこわい)、「銭がえる」(名前とがまぐちが気に入った)、「夏の奈良」(ご存知、鹿と大仏)など、見る人も使う人も笑顔になる作品が並んでいました。
P4(小4)では発明工夫の作品が中心。興味を持ったのは使われている材料です。ペットボトルやアルミ缶、牛乳パックのほかにも、木材や和紙を使ったもの、太陽光パネルやモーターを使ったものがありました。さすがに4年生。また、「明日の持ち物ランドセル」、「勉強整理らくらくBOX」、「朝のおいそぎセット」など整理整頓のための工夫や、「くずれま洗濯物」や「たかーいところをゴシゴシスティック」などお手伝いの時に考えたアイデアを形にした作品もありました。日頃のみんなの苦労が伝わってきました。
一つの作品に、手を抜かず一生懸命になることはとても大切なことだと思いました。