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【古川】P縦割りランチタイム

校長
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9月10日(木)の昼食時、プライマリーの「縦割りランチタイム」が行われました。「縦割り」とは、学年の枠を越えて集まることを言います。この日は月1回のお弁当日(おべんとうにかけて、原則として10日に設定しています)。各学年の子どもたちが縦割り班に分かれて、一緒にお弁当を楽しみました。

いつものようにカメラ片手に、あちこちの教室を回ってみました。目に飛び込んできたのは、ふだんの給食の時とは違う様々な色や形の弁当箱です。キャラクターが描かれたもの、二段重ねになったもの、わっぱ型のしぶいもの、ドーナツ型のモダンなものなど、子どもたちそれぞれの個性がそこに表れていて、各テーブルに色鮮やかな花が咲いたようでした。

そして、そのお弁当箱の中身はさらに鮮やかです。月1回ということで、保護者の方の気合いも生半可ではありません。定番のたまご焼きにウインナーをはじめ、から揚げもしっかりと入っています。また、保護者の方の心遣いでしょうか、野菜もきっちり、「食べなきゃだめよ」という姿勢で並んでいます。ごはんも食べやすいようにおにぎりにしたり、ふりかけや昆布を混ぜたりと工夫のあとが見られます。さらに、食後の果物の充実ぶりにも目を見張りました。みんな次々におかずを見せてくれるのですが、「校長先生、お一つどうぞ」と声をかけてくれることがなかったのは少し残念でした。

また、ランチタイムのもう一つの楽しみは、おしゃべり。私が回っていくといろいろなことを教えてくれました。最も盛り上がったのは、今日保護者の方が何時に起きてこのお弁当を作ったのかという話題。「6時!、5時!、4時!」とどんどん時間が早くなっていきます。早朝から皆さん苦労されたんだなあと思い、彼らに代わって頭を下げたい思いでした。中には、「早く起きて自分で作りました」と教えてくれる子もいて、思わず大きな声で「えらい!」と叫んでしましました。

月に1度のお弁当を、学年の枠を越えてみんなで楽しむ取り組み、保護者の方々は大変でしょうが、続けていきたい行事だと思いました。