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【古川】部活動②(コーラス部)

校長
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9月8日(火)、午後4時。P棟音楽室から素敵な歌声が流れてきました。「火曜日。小学校のコーラス部の活動日だ」と思い出し、歌声に引き込まれるように音楽室のドアを開けました。

小学校のコーラス部には、現在P4に5名、M1に2名、M2に10名の部員がおり、音楽科のN先生とS先生、P4担任のK先生が指導に当たっています。練習していたのは、「虹色の花」(作詞:白石はるみ、作曲:太田桜子)という曲。練習し始めたばかりのようで、楽譜を追いかけながらの歌い方で、まだまだコーラスとは言えない段階でした。でも、何とも言えないきれいな曲で、3拍子のリズムと伸びやかな2分音符と駆け上がり駆け降りる8分音符の繰り返しが気持ちよく胸にしみ込んでくる曲だと感じました。

春には桜色の歌声が響く/新しい仲間のために/冬に播いた歌の種/寒さに耐えて芽を出して/歌声の花を咲かせたよ

「合唱祭記念のために書いた作品です。音楽会に向けて、皆で力を合わせてハーモニーをつくり上げていくすばらしさと、コーラスの楽しさを、3拍子のリズムにのせて歌い上げていきます」と作曲者がメッセージを寄せているように、歌うことが大好きな人たちが共感できるさわやかで、心の浮き立つ歌詞です。

歌っている途中に顧問の先生から指示が飛びます。リズムや音程のことだけではなく、大切なのは言葉をうまく音楽に乗せること、言葉の繋がりを意識することのようです。合間に児童たちはその指示を楽譜に書き込みながら、一生懸命に歌の内容や歌い方を理解していこうとしていました。

練習後に先生方と活動についての話をしました。歌の好きな子どもたちがたくさん集まってほしい、この練習の成果を多くの人に聞いてもらえる機会を作りたいとのことでした。「虹色の花」の歌詞にある「コーラスの花を咲かせたよ」と思ってくれる活動の場になればいいなと思いました。