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【古川】P朝礼④

校長
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9月7日(月)、2学期最初のP朝礼がありました。まずはP2(小2)学年主任のT先生から「一生懸命」の話がありました。

登場したのは、模造紙に書かれた阪田寛夫さんの「びりのきもち」という詩です。

びりのきもちがわかるかな/みんなのせなかや足のうら/じぶんの鼻がみえだすと/びりのつらさがビリビリビリ/だからきらいだ うんどうかい/まけるのいやだよ くやしいよ/おもたい足を追いぬいて/びりのきもちがビリビリビリ

この詩を読み上げた後、先生は次のような話をしました。
「2学期になり、10月に開催されるプライマリースポーツフェスタの練習が始まります。走る競技ではどうしても速い人、遅い人ができます。でも先生は、ゴールをめざして一生懸命走っている姿を見ると、みんなが一番だと思っています。負けるのはいやかもしれませんが、一人ひとりの一生懸命な姿を先生たちはしっかり見ていますし、応援しています。『だからきらいだ うんどうかい』ではなく、『でも大好きだ うんどうかい』になるように、みんなで力を合わせて頑張ってください。」

この後、先生から「『でも大好きだ うんどうかい』にするために、自分以外の人にどんなことをすればみんながそうなるのかを考えてください」という宿題が児童たちに出されました。「すぐに答えを出さなくてもいいけれど、この質問のことをよく考えながら、スポーツフェスタの練習に、そして本番に臨んでくださいね」と結び、みんなで一緒に詩を読んで、先生の話が終わりました。
みんながどんな答えを用意するのだろうかと、聞いていた私も楽しみになってきました。

次に登場したのは、P4(小4)学年主任のN先生です。9月1日(火)の朝日小学生新聞に掲載されたP4の塩路君の俳句が紹介されました。
「まだ元気ばあちゃん歩く夏の朝」という作品です。「おじいちゃんを亡くしたおばあちゃんですが、いつまでも元気でいてほしいという思いを込めて詠みました」と、塩路君自身が俳句に込めた思いを説明してくれました。

詩や俳句からやる気や元気をもらえたP朝礼でした。