ニュース

【古川】2学期Primary始業式

校長
  • 【古川】2学期Primary始業式
  • 【古川】2学期Primary始業式
  • 【古川】2学期Primary始業式
  • 【古川】2学期Primary始業式

 9月1日(火)、プライマリー課程の2学期始業式を行いました。以下のような式辞(要約)を述べました。

「大きな事故やケガなどの報告もなく、有意義な夏休みを過ごして、みんなが元気に登校してくれたことを嬉しく思います。
さて、今日は"奈良学園小学校の児童が大切にしてほしいこと"から、"挨拶"と"感謝"についての話をします。2学期最初の日をどのような顔で登校してくるのかと思い、朝から昇降口前に立ってみんなを迎えました。提出する宿題をいっぱいに詰めたカバンが重いようで、多くの人はフーフー言いながら、やっとたどり着いたという感じで登校していました。でも、そこに校長先生が立っていると気づいて、元気な表情になって"おはようございます"と挨拶をしてくれました。ただし、何人かの人はまだ切り替えができていないのか、ボソボソという声での挨拶でした。最初が肝心です。そして続けることが肝心です。朝の挨拶がその日一日の気分を左右することがあります。夏休み明けの最初の一日がこの2学期の君たちの活躍に影響します。"元気な声での挨拶"を忘れないでください。

もう一つの"感謝"は、"食べ物への感謝"の話です。先日、中華料理店で昼食を摂っていた時にショックを受けたことがありました。一つは、親子連れで来ていた人の食べ終わった後の食事の残し方をとても汚く感じたこと、もう一つは食事の間中ずっとスマートフォンの画面を見ながら食べていた大人の人がいたことです。食べ残さないように注文すればいいのに、また食べ残すなら片づける人のことを考えて残飯をきれいに集めればいいのに、作った人に感謝して自分が注文した食事をしっかり味わって食べればいいのに、と思いました。このような人たちは、"食べ物への感謝"を忘れているのではないでしょうか。皆さんも家庭で食事をしている時に、汚く食べ散らかしたり、テレビなどを見ながら食べたりしていることはありませんか? 食べ物や人への"感謝"の気持ちを忘れないことが、"挨拶"という行動につながります。自分が気持ちよく過ごすために、"挨拶"と"感謝"を心掛けてください」といった内容でした。

始業式では、その後、9月転入のP3(小3)とP4(小4)の児童の紹介があり、生活指導担当の先生から、9月の生活目標「ルールやマナーを守り、安全に通学しよう」についての話がありました。

始業式終了後、各クラスの様子を見て回りました。各教室の前のテーブルには、提出された夏休みの宿題の山が出来ていました。図画や工作・習字もたくさん置かれていました。みんなの汗と努力の結晶です。それらが、作品展や学級通信などで紹介されるのを楽しみにしています。