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【古川】P3琵琶湖宿泊学習

校長
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7月22日(水)~24日(金)の2泊3日で、P3(小3)が琵琶湖宿泊学習を実施しました。出発の日は、夏休みに入ったというのに、戻り梅雨とも言えるような雨の降る日。楽しみにしていた行事に水を差された感じでしたが、P3生たちは、時間をかけて事前学習をしてきた琵琶湖にいよいよ出発だという気持ちがあふれ、笑顔と緊張が混ざり合った表情で出発式に臨んでいました。

23日(木)の午前中、時間が取れたので、2日目のP3生の様子を見に、琵琶湖へと車を走らせました。前日の「カヌーでヨシ帯観察」と「ドラゴンボート体験」を雨が強くなる前に無事にすませた彼らは、この日も雨模様の天気の間を縫って、着々と予定をこなしているとの連絡が入っており、びわ湖オーパルオプテックスに着くと、クラスごとに水辺の学習に取り組んでいるところでした。

「外来魚調べ」では、桟橋からの釣りに挑んでいました。一人ひとりに釣りざおが与えられ、使い方やえさの付け方を学んで、湖面に糸を垂らします。時折歓声が上がり、何人かがブルーギルを釣り上げました。でも、針からの外し方が分からず、大騒ぎ。指導員や先生方に外してもらって無事にバケツの中へ。ブルーギルもほっとしたことでしょう。

「生き物調べ」では、琵琶湖から採ってきたプランクトンや水草を、顕微鏡を使って観察していました。指導員の方の話を聞きながらワイワイガヤガヤと顕微鏡をのぞいては、図鑑と見比べ、観察した様子をワークシートに書き留めています。動きの早いプランクトンを追いかけられずに、苦戦している者もいました。

「ヨシ紙笛作り」では、ヨシが魚や鳥のすみかとなることや琵琶湖の水きれいにする役割を持っていることなどを学んだ上で、ヨシ紙のパイプを組み合わせて笛を作っていました。8本並べて、きちんと音階が出る笛になります。ややかすれた音ではありましたが、できあがった笛を懸命に吹いていました。

24日(金)は琵琶湖博物館を見学。天気も回復し、順調に学習も進んだようです。帰校後の解散式では、さすがに疲れたという表情でしたが、やり終えたという充実感が見られました。しっかりとまとめを書き上げて、琵琶湖での体験を完成させてくださいね。