7月19日（日）、本校の主催で「私立小学校サッカー交流大会」を開催しました。呼びかけに応じて参加してくださったのは、追手門学院小学校・城星学園小学校・はつしば学園小学校の、各A（5～6年）チーム、B（4～5年）チームです。本校を入れたA・Bそれぞれ4チームのリーグ戦、その結果を元にしたリーグの順位決定トーナメントという形式で試合を行いました。

前々日の台風11号の影響がまだ残り、すっきりしない天候でしたが、強い日差しがなく、熱中症の心配が少ないのが幸いでした。また、芝生のコンディションもまずまずで、訪れた他校の児童たちも広い天然芝のグラウンドに喜んでいました。

都合により、A・Bブロックの最初の2試合しか観戦できなかったのですが、Aコート第1試合の本校Bと追手門Bの試合を見ての感想は、「う～ん、これは厳しいぞ」というものでした。まだ経験の浅い4～5年生だから皆がボールに集中してしまうのは当然として、問題はその後です。来たボールをもっと大きく前へ蹴り出せばいいものを、まずはトラップして自分のボールにし、そこからドリブルしようか、パスしようかともたもたしているうちに相手に取られてしまうということの繰り返しが実に多いのです。本校Bチームはなかなか相手の陣地に攻め入れません。相手のゴール前に蹴り出したボールにうまく走り込んで得点できた時もあったのですが、相手の方が先に先にとボールに触れることが多く、どんどん点数を積み重ねられてしまいました。Bチームにとってこれを良い経験にしてほしいと思いました。

一方、次に登場した本校AチームははつしばAとの対戦。Bチームとは違って、こちらはうまくボールをキープしながら左右へと攻撃を展開します。さすがは先輩チームです。2得点したところで私の方が時間切れとなり、会場を後にしました。

翌々日、顧問の先生にその後の経過を尋ねてみると、なんと本校AチームはAブロックで第1位という結果でした。初戦の勝利に気を良くして、順調に勝ち上がることができたのでしょう。また、Bチームはブロック3位となり、最下位は免れたようです。開催校が優勝してしまったのは申し訳ないのですが、各校とも十分に試合をすることができ、交流も深まったということで喜んでいただいたようです。参加いただいた学校の皆さん、ありがとうございました。また、全試合のラインズマンを引き受けてくれた本校高校サッカー部の諸君に、この場を借りてお礼を言います。