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【古川】テスト体験会

校長
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6月28日(日)、年長児を対象に小学校入試のテスト体験会を行いました。

朝から保護者の方とともに次々に学校にやって来る子どもたちの顔は心なしか緊張した感じもします。でも、開始までの間に教室やオープンスペースにある小学生たちの絵や作品を見たり、水槽にいるメダカなどを眺めたりしているうちにだんだんと気持ちが落ち着いてきたようです。

今回の体験会では、ペーパーテストと制作活動を体験してもらいました。ペーパーテストでは「数(絵の中にあるシカや木や子どもの数を数える問題)」、「言語(モクモク・ニョロニョロ・チョロチョロなどの言葉に合った絵をさがす問題)」、「記憶(お話を聞いて、あとの質問に合った絵を選ぶ問題)」、「図形(パズルを組み合わせ、不要なピースをさがす問題)」、「思考(バスが動くと、中のボールはどうなるかという問題など)」の5項目に挑んでもらいました。

また、制作活動では、「まほうのシャツをつくろう」というタイトルで、画用紙に書かれたシャツにクレパスで模様を描く、そのシャツとハンガーの絵をハサミで切り抜く、ハンガーにシャツが掛かっているように組み合わせてのりで貼るという課題でした。

これらのテストに子どもたちが挑んでいる間に、別室では保護者の方に出題問題とその解説を行いました。「ペーパーテストで試しているのは、生活経験を通して身につけた知恵の活用ができているかということです。お手伝い、買い物、外遊び、積木やパズル、読み聞かせなど、今の生活の中でいろいろなことを体験する機会を持つこと、保護者の方と一緒に体験すること、そしてその時にしっかり話しかけてあげてください。そうした経験を通して、発達段階にふさわしい成長をしているかどうかを入試では確認させていただいています。

また、制作活動では、表現力や巧緻性・丁寧さなどを見ています。これについても普段の遊びの中から身につけるようにしていただきたい」と、出題及び評価の意図を説明しました。

テストが終了し、保護者の方と一緒に帰る子どもたちは、「ありがとうございました」、「さようなら」と大きな声できちんと挨拶をしてくれました。みんなの受験を待ってますよ!