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【古川】P棟の植物たち

校長
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6月22日(月)は夏至でした。毎週月曜日に行われるP朝礼では引き続き先生方の「私の一生懸命」の話が行われています。

この日はP3(小3)教員による"植物栽培に一生懸命"の話。「夏至を迎えて、植物は一生懸命に成長しようとしています。私も教室の外にあるベランダでプチトマトとピーマンを育てています。クラスの皆も水やりなどに協力してくれて、無事実を収穫することができました。他の学年の人も、アサガオやサツマイモ、稲の苗などを育てていますね。それぞれの植物の成長しようとする気持ちを大切にして、最後まで責任を持ってやさしく育ててあげてください」という内容でした。

この話を聞いて、私は各学年で育てている植物のことが気になり、P棟のあちこちを観察することにしました。まずはP3の先生がおっしゃっていた"プチトマトとピーマン"。残念ながらピーマンは摘んだ後とのことでしたが、ミニトマトはいくつかのかわいらしい実をつけていました。

次に、P1(小1)で育てているアサガオはどうなったかと教室を訪ねてみると、担任の先生が、「今日花が咲いたアサガオがあるんですよ」と言って見せてくれました。残念ながら昼になって萎んでしまっていましたが、ほんのりと紅い花が静かに頭を垂れている様子を観察できました。ずらりと並んだ鉢のアサガオがこれから次々に咲いていくのがとても楽しみです。

次に見に行ったのは、P4の稲の苗です。5月9日にもみまきした苗はトレイいっぱいに伸びて順調に育っているようです。今週の土曜日には、幼稚園園庭の上にある棚田で"田植え"が予定されています。また大騒ぎしながら田植えをするP4生の姿が今から想像されます。

このもみまきと同じ日に植えたP2(小2)の"サツマイモの苗"はどうなっているだろうかと、今度は学級菜園に行ってみました。これもまた見事に青々とした葉が伸びているではありませんか。土の下でどのようにサツマイモが成長しているのかは分かりませんが、どのクラスの葉もなかなか勢いよく茂っています。おいしい葉っぱなのか、虫にかじられて穴のあいているものもありますし、一匹のモンシロチョウが優雅に飛んでいる光景も見られます。

P棟のあちこちで子どもたちが育てている植物を観察していると、ほんのひと時ですが、梅雨の蒸し暑さを忘れることができました。