6月19日（金）、株式会社ユーデック主催の「私立中学学校見学会」を実施した。この見学会は関西の私立中学約60校を対象としたものであり、本校もその対象に加えていただき、希望する保護者の方にお越しいただいたという次第である。

朝からあいにくの雨模様であったが、申し込まれた方々が次々とお見えになった。今回は挨拶だけではなく、学校の内容についても校長が一人でしゃべってもよい、との広報部長のお許し（？）をいただいたので、仕方がないなという顔をしつつ、大いに張り切ってしまった。

中学からの入学をお考えの方々ということで、まずはコース制のことを中心に、内部進学生のいるM4・M3学年(中2･中1)の様子についての話をさせていただいた。両学年とも約3分の2が中入生であり、中学から入学される生徒の方が多いこと、入学直後のM3から内進生と中入生を混ぜたクラス編成を行うこと、それによって内部の小学校で過ごしてきた積極的な内進生と、中学入試を経てしっかり勉強に取り組んできた中入生がうまく溶け込んでいることなどを紹介した。

また、本校の特徴では、アクセスや周辺の環境の良さ、施設設備面での充実に続いて、体験活動のことをお話しした。先日帰国したY3オーストラリア語学研修の様子もサイエンスホールに展示しているのでぜひご覧くださいと紹介もさせていただいた。

私の説明の後は、教頭や広報部長による校内見学を行った。少人数に分かれて、ゆっくりと話が聞けるように、すぐに質問もできるようにして校内を回っていただいた。サイエンスホールにある言万葉絵樹や科学者のパネルのこと、教室での可動式黒板やモニターテレビのこと、理科の実験室での実験用具のこと、ライブラリーの利用方法や蔵書のことなど、聞く方が覚えきれないほどの話を聞いていただいた。

また、Yダイニングではまもなく営業時間ということで、本日のランチの見本が展示されており、そこは大事な点としっかりとチェックされていた。給食に関する質問なども出て、来校された保護者の方々には本校のいろいろな面を知っていただいた。