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【古川】塾講演会(馬渕教室)

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6月18日(木)、馬渕教室登美ヶ丘校で開催された「私立小学校 特別教育講演会」で講演をさせていただきました。

与えられたテーマは「中学入試において活躍できる子どもとは」。依頼を受けた時にこのテーマに戸惑い、担当の方に尋ねました。「私立小学校の校長が、中学入試において活躍できる子どもについて話すのですか?」と。担当の方もこの質問に少し困っているようでしたが、中学入試では以前からお付き合いのある塾さんですので、「奈良学園登美ヶ丘の教育。中学入試以降において活躍できる子どもについてなら話ができますよ」と提案すると、即座に受け入れていただきました。

講演内容としては、①「12年一貫教育システム」、②「各タームでの学習の目標」、③「M課程の学習の取り組み」、「中学からのコース制」、④「大学合格者実績」、⑤「今後の大学入試改革とその対応」という構成を考えました。本校の保護者の方に話すのではありませんが、来場される方は小学生を持つお母様が中心と聞き、これからの中学入試だけではなく、その向こうにある中学校や高校での生活、さらには大学から社会人になって活躍できる人を意識して話を進めました。特に強調させてもらったのは②の「各タームでの学習の目標」という部分です。

この話は小学校受験をお考えになっている保護者の方にお話しさせていただいているものですが、本校のP・M・Yという4年ごとの区切りの中で、学習面でどのようなことを目標にしているか、それぞれのタームの児童・生徒にどういうことを望んでいるかを示したものです。P課程では、本校の『学びの基本 家庭学習の手引き』から引用し、学習の"姿勢"をしっかり身につけることを説明しました。

次のM課程では、主体的・能動的に取り組むこと、自分の中で定着するまで繰り返すこと、分からないことを放置せず、早めに質問することという学習の"仕方"を説明しました。そして、最後のY課程では、苦手を克服し、得意を伸ばし、自分なりのやり方を持つという学習の"工夫"について説明しました。入試だけの学力や能力ではなく、最近よく言われる「人間力」の育成についての取り組みを紹介させていただきました。主催された馬渕教室の先生方、来場くださった保護者の皆様、ありがとうございました。