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【古川】夏の体験授業

校長
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6月6日(土)、「夏の体験授業」を実施しました。午前中は、小学校から入学を希望される方、午後は本幼稚園からの内部進学を希望される方を対象に、国語・算数・理科の授業や実験を体験していただきました。

国語ではしりとり遊び・音読・運筆を、算数ではかたち遊びや数カルタを行いました。感心したのは、どのクラスもみんな行儀よく、しっかりと話が聞けていること、そして、言葉も数もよく知っていることでした。普段からお話が好きで、自分で本を読むことも好き、よく保護者の方と会話し、いろいろな体験をしてきているのでしょう。

子どもたちみんなが喜んだのは、やはり理科の体験でした。「わくわくサイエンスきょうしつ ~くうきの力~」と名づけたこの体験教室では、まず理科の先生から、風船とフィルムケース、CD盤が渡されます。風船を膨らませている空気を動力にして机の上を滑る卓上ホバークラフトを制作するようです。保護者の方に手伝ってもらいながら制作完了、机の上に置いて軽く押してみると、風船からの空気が少しずつCD盤の下に流れて、卓上ホバークラフトが机の上を滑り始めます。CD盤だけを滑らせてもすぐに止まってしまうのに、下に空気が入るとこんなにもよく滑るということに気づいてくれたかな? 親子一緒に夢中になって遊んでくれました。

その後は、班に分かれて、「空気を使った実験」を体験してもらいました。ここでも活躍したのは「ホバークラフト」。なんと子どもを乗せて走ることができる優れものです。掃除機のモーターを利用し、下には浮き輪を取り付けた、理科の先生の自信作です。子どもたちは神妙な顔で動き出すのを待っていましたが、いざ動き出すとみんなニッコリ。見ている保護者の方に手を振って喜びを伝えていました。

他には、段ボール箱を利用した「空気砲」や「飛び出す宇宙ロケット」、ドライヤーの空気を利用した「踊るヘビちゃん」などがあり、力強く段ボールを叩いて鬼をやっつけたり、宇宙までロケットを飛ばしたり、うちわであおいではヘビちゃんを踊りくねらせたりなど、子どもたちは思う存分楽しんでいました。

こうした科学の体験が子どもたちの好奇心を大きくかきたて、探究する心を育んでくれるといいなと思いました。また、各教室で授業や実験の手伝いをしてくれたP4生たちも、自分も楽しみつつ(?)ではありますが、しっかり頑張ってくれました。ごくろうさまでした。