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【古川】西日本私小連教員研修会

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5月22日(金)、宝塚市にある関西学院初等部で、第57回西日本私立小学校連合会教員研修会が開催され、私を含め本校小学校教員が参加しました。全59校、1000人を越える参加者が、この日一つの小学校に集結しました。

私自身は初めての参加でしたが、規模、研修を受ける先生方の熱心さ、会場校の先生方・保護者の方の協力体制、どれをとってもただ驚き、感心するばかりでした。

阪急宝塚駅から商業施設を抜けてきれいに整備された遊歩道を歩いていくと、宝塚大劇場や手塚治虫記念館が現れ、その先に関西学院初等部があります。まずはこの環境の良さに圧倒されました。本校も自慢できる環境の中にあると思うのですが、文化的な歴史や"おしゃれ"といった点ではかなわないなと素直に脱帽です。

次に感心させられたのは、「さすが関学」と思わせる、校舎内外の洗練された美しさと、全体会が開かれたチャペルの重厚さとシンプルさ、そして木の温もりでした。俗な話で申し訳ないのですが、このチャペルにしっかり経費と熱意が込められているなと思いました。

また、プログラムの中で感心しましたのは、宝塚歌劇団の劇作家・演出家として活躍した植田紳爾氏(現在は歌劇団名誉理事)による講演会でした。「お客様に"感動"を与えることが使命の歌劇団員に、何気ないことをさりげなく声をかけて常に励ますこと、稽古の始まりには威厳を持って元気よく挨拶し、この人について行こうと思わせることを心掛けている。一つの芝居に関わる全員の気持ちがひとつにならなければ、お客様に"感動"を与えられないからである」との言葉に大いに共感し納得しました。

午後は各教科等の分科会があり、どの会もとても熱心に取り組まれていました。担当の分科会を割り当てられていないのをいいことに、できるだけ多くの教室・会場を回り、それぞれの雰囲気を見させてもらいました。算数部会での、榎並雅之先生による「学び合う算数授業を目指して」、国語部会での、中村健一先生による「笑い(ふり・オチ・ネタ)とフォローの授業」などの講演を聴かせていただいたり、保健体育部会での実技研修「フラッグフットボール」を見学させていただいたりしました。

実は、この大規模な研修会を来年度は本校で開催することになっています。研修会のいろいろな面を見聞きするにつれ、今後の準備がますます大変なものに思えてきたのですが、同時にこれだけ多くの方に見ていただけるのはとても光栄であり、本校の児童・教員にとっても大いに刺激になるものだと考えました。1年をかけてしっかり準備していこうと思います。連合会の皆さん、来年はどうかよろしくお願いします。