5月14日（木）、例年になく早い台風が熱帯低気圧となって通り過ぎ、夏の朝を思わせるような暑さの中、P2(小2)学年が1泊2日の吉野宿泊学習に出かけました。昨年のP1(小1)での奈良市内宿泊学習に続いて、県内の自然・文化・歴史に触れる旅です。本校の教育目標の一つ、「和の精神を大切にする」を実践する場でもあります。

8：30からの正門広場での出発式には、たくさんの保護者が見送りに来られていました。お母様やお父様には、子どもたちのウキウキした気分とは反対に、ちょっぴり寂しさや不安があるのでしょうか。

「昨年の奈良市内もそうでしたが、吉野も、奈良県そして日本が世界の人々に誇ることができる文化・歴史を持つ場所です。しっかり学んできてください。また、自分の家を離れて、皆と2日間を過ごします。ルールや先生のおっしゃることをよく守って、全員が楽しく過ごせる宿泊学習にしてください」と、私から言葉を贈りました。

児童代表の挨拶では、見送りに来てくださった保護者の方々に対して、「ひと回りもふた回りも成長して帰ってきます！」と頼もしい決意が表明されました。保護者代表のお母様からも励ましの言葉をいただき、いよいよ出発です。P2生であること、1泊2日の旅行であることを考えれば、いささか大きすぎるリュック（いったい何が入っているんだろう？）を背に、スクールバスに向かいます。

子どもたちはすでに楽しむぞ！という気合い十分。保護者の方々の、バスの周りにぴったりくっついて別れを惜しむ光景が印象的でした。保護者の皆様、お見送り、ありがとうございました。