5月11日（月）、恒例となりましたP朝礼の4回目です。今回はP4B担任が担当です。
先生は、教員になった時に小学校教員として全教科を教えるとともに、自分の専門教科を持ち、その研究にも力を注ぎたいと思い、音楽を勉強することにしたそうです。そして、合唱団に入団し、声楽に取り組みました。

そんな説明の後、「皆と一緒に歌うことが先生の"一生懸命"です」と言って、皆を起立させました。何が始まるのかと思っていると、『となりのトトロ』の「さんぽ」の音楽が流れ始めました。「みんな元気よく、一緒に歌おう！」と足踏みを入れながらの合唱になりました。やや戸惑っている児童たちもいましたが、皆にこやかな顔で口ずさんでいます。

「さんぽ」が終わると、今度は先生お得意の声楽曲。曲名はプッチーニのオペラ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」です。これはさすがに皆で一緒には歌えません。先生の美声の世界に、唖然としながらも静かに聴き入っています。そして、歌い終わった後は大きな拍手です。先生方のそれぞれの"一生懸命"にまたまた感心しながら、子どもたちが色々なことに興味や関心を持ってくれればいいなと思った朝礼でした。

この日は、P1の保護者を対象にした給食試食会もありました。子どもたちが食べる給食を保護者の方にも味わっていただこうという企画です。

本日のメニューは、「わかめごはん・サバの塩焼き・切干大根の煮物・味噌汁・ジョア」。子どもたちと同じように、皆さんトレイを持って順番に並びます。配膳が整うと、P1学年主任から子どもたちに教えているマナーの説明がありました。「最初の5分間は食べ物をしっかり味わうために、おしゃべり禁止の『モグモグタイム』を設けているのですが、今日はお話しながら食べていただいていいですよ」との言葉に、お母様方もひと安心。

「いただきます」の挨拶をして、楽しそうに食べ始めました。私も同席させていただいたのですが、「給食で出る魚はおいしい。お母さんも給食を作る人に焼き方を習ったら、と子どもから注意されたことがあるんですよ」、「家では好んで食べないものでも、給食なら残さずに食べるんですよ」などという話を伺いました。

「お代りもありますよ」と学年主任から声がかかりましたが、遠慮されたのか、本当にお腹がいっぱいになられたのか、子どもたちとは違ってお代りに駆け出す姿は見られません。味にもおしゃべりにも満足いただいたひと時だったようです。