ニュース

【古川】P2さつまいも苗植え・P4もみまき

校長
  • 【古川】P2さつまいも苗植え・P4もみまき
  • 【古川】P2さつまいも苗植え・P4もみまき
  • 【古川】P2さつまいも苗植え・P4もみまき
  • 【古川】P2さつまいも苗植え・P4もみまき

5月9日(土)、1時間目にP2(小2)が「さつまいもの苗植え」を、2時間目にP4(小4)が「もみまき」を体験しました。とは言っても、朝からあいにくの雨模様。雨が激しくなっては困るので、P2は苗とその植え方についての説明を、P4は学級園昇降口での体験指導を、開校以来指導をお願いしている「ならグリーンファーム」の飯田さんに行っていただきました。

飯田さんはさつまいもの苗を手に、「いのちや食べ物を大切にしてください。自然の恵みでできあがった食べ物は残さずに食べること、決して粗末にしないでください」とおっしゃいました。また、「苗を植えた後の手入れと観察をしっかりしてください。皆さんの愛情によって、秋には良いさつまいもがいっぱい収穫できますよ」と励まされました。児童たちからの「どういう時に水をあげればいいですか?」、「今は根がないのに、苗はどこから水を吸うのですか?」などの質問に対しては、「土が乾いてきたら水をやってください。やりすぎるとくさってしまうことがありますよ。根は水をやると自然と出てきますよ」と飯田さんは丁寧に答えてくれていました。P2生たちが実際に苗を植えるのは週明けの月曜日を予定しています。

2限目のP4生のもみまきでは、「今日は"ひのひかり"という品種を持ってきました。奈良県北部の"ひのひかり"は4年連続特Aを受賞している品種です。食味(おいしさ)が違うんです。また、"あさひもち"というもち米も持ってきました。皆でおいしいお米を育ててください」と飯田さんからの説明の後、皆は箱に土を引き、その上にもみをまき、さらにその上に優しく土をかぶせるという作業を行いました。我も我もと手を出すので、もみをきれいに分散してまくことや強く押し込まないようにと注意を受けたりしましたが、何とか各クラスのもみまきが終わりました。

「今、皆さんは苗です。しっかりした苗を作らないと良いお米が育たないように、今しっかり勉強しておかないと、良い大人になれませんよ」と、微笑みながら飯田さんは押さえるべきところを押さえてくださいました。

6月には田植えを、そして11月には稲刈りと収穫祭を行う予定です。多くの人の手間と世話が必要なのですが、P2生・P4生はそのことを理解しているかな?