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【古川】課外講座③

校長
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5月8日(金)、昨日に続いて課外講座を見学しました。金曜日には、「珠算」、「囲碁」、「柔道」が実施されています。

まず伺ったのは「珠算」です。P2~P4生のこの日の受講者は26名。教室のほとんどの机が埋まっていました。学年や経験によって行う課題が違うので、各自が自分のレベルに合わせた「見取り算」、「かけ算・わり算」、「暗算」に取り組んでいました。そして、その間を先生が飛び回るようにして採点をし、指示を出しています。先生が読み上げる数字を一斉にそろばんをはじいて計算していると思っていた私には、ちょっと意外な光景でした。

次に、PMダイニングで行っている「囲碁」を見学しました。先ほどの「珠算」のにぎやかさとは違って、こちらは皆向かい合って静かに碁盤を囲んでいます。何やら声をかけにくい雰囲気です。先生が一度に3人を相手にしている対局もありました。お祖母ちゃんから手ほどきを受けているという女の子は先生を負かすほどの腕前を持っていました。受講者同士で対戦を行っているようで、「対戦カード」には過去のそれぞれの記録が書き込まれていました。今は、習うという段階を過ぎて、実践で力を伸ばしていく時期のようです。

最後は「柔道」です。武道場は、「バレエ」と同じく、短大部アリーナにあります。見学に伺った時には、肘を使って伏せた体を移動させる「伏臥前進」に取り組んでいました。その後も、体をひねって進む「えび」と呼ばれている体さばきの練習を楽しく競争し合いながら行っていました。

その後は、「打ち込み」稽古が続きます。大内刈り小内刈り、大外掛けなどの技に挑みます。足さばきについての注意を受けながら何とか技をかけると、相手をする先生が、受け身の音も激しく、大げさに倒れてくれます。疲れていても、相手を倒せればまた元気が出るのでしょうか、もう一度と果敢に組み手の態勢に入っていました。受講者6人と数の少なさを先生は心配しておられ、礼を身につけ、心身を鍛錬するこの講座にもっと人が増え、活気ある道場にしたいとおっしゃっておられました。