4月4日（土）、前日の雨が、咲き始めた桜の花に潤いを与え、清々しい入学式の朝を迎えました。この日を待ちわびたように喜び勇んで正門を通ってくる子、少し緊張しているのか、保護者の方としっかりと手をつないでやってくる子など、喜びと不安、緊張と期待を感じさせながら新入生たちが登校してきました。迎える在校生代表のP4生たちは大はりきりで、あいさつ・誘導を上手にこなしてくれました。

後の幼稚園の入園式、午後の中学校・高等学校の入学式のこともあり、小学校は9：00から入学式が開始されました。
式辞では、「一生懸命」をテーマにして、「みなさんは、今やることを一生懸命にする子どもになってください。イヤイヤやっていたり、ほかのことを考えながらやっていても、少しもおもしろくないし、ちっとも上手になりません。でも、一生懸命にやると、できないと思っていたことができるようになります。一生懸命にやっていると、みんなが集まってきて、たくさんの友だちが作れるようになります。
　この学校にいる、お兄さんやお姉さんたちも、みんな一生懸命にがんばっています。そして、先生たちもみんな一生懸命にみなさんといっしょにがんばります。みなさんの一生懸命が少しなくなってくると注意をしてくれるのも先生たちです。どうか先生たちの言うことをしっかり守って、楽しい時に一生懸命に笑えるように、頑張った時に一生懸命に自分をほめてあげられるようにしてください。」と述べました。
小学校の校長としての最初の式辞です。子どもたちより私の方が緊張していたかもしれません。子どもたちに負けないよう、一生懸命に子どもたちに「一生懸命」を呼びかけました。

6日（月）の健康診断、7日（火）の始業式と新入生の予定は続きますが、安全に安心して、毎日楽しく学校に来てもらいたいと願っています。