【藤原】「命の授業」P4(小4)
校長
本校P4生(小学4年生)に向けて「命の授業」を実施しました。
助産師さんを先生にお招きし、子どもたちが正しい性の知識と成長について学びました。
ちょうど、児童期から思春期前期にさしかかる段階となり、第二次性徴期を迎えるにあたり、自分の身体や心の変化に心配したり戸惑ったりしたりすることのないように、正しい知識と心構えを身に付けさせたいと、企画しました。
この時期によく見られるからかいや冷やかしは、無知によるものです。
異世代異年齢からの知識の伝承が途切れた現代であるからこそ、学校でのこうした取り組みが求められます。
「命の学習」を通して、自分の身体や心の変化に冷静に対応できるようになるだけでなく、実際に妊婦体験もさせていただき、妊婦さんや赤ちゃんへの優しい接し方につながってくれればと思います。
3億の精子から選ばれた一つが受精につながって、一人の人がこの世に誕生することを知り、その奇跡を知ることで、一人ひとりの大切さを意識する人権感覚の向上にも繋がってほしいと願っています。