本年度も医学部・歯学部を志望するY4（高3）生を対象とした小論文・面接講座が始まりました。

　国公立大学・私立大学の医学部医学科の一般入試では、全ての大学で筆記試験の他、面接が課され、一部の大学では面接に加えて小論文も課されています（歯学部も多くの大学で面接が課されています）。結果として、他学部の受験生よりも実質的に1科目増えてしまうほど、その対策にはきちんとした準備が必要です。
（奈良県立医科大学は、令和6年度入試の前期試験において、従来の学科試験を廃し、小論文（面接含む）試験のみとすると発表しています）

　また、私立大学医学部医学科の推薦入試はもちろんのこと、国公立大学医学部医学科の推薦入試においても、小論文や面接、書類（志望理由書）審査への対策が必須となります。

　こうした状況に少しでも対応できるよう、本校では教員による指導に加え、医学部専門予備校より講師をお招きして、放課後講座を実施しています。

　1回目の講座では、作文と小論文の違い、医系小論文・面接に臨むにあたって、受験生に必要とされる考え方などについて、講師の方から説明がありました。

　豊富な情報量と経験に裏付けされた授業はとても分かり易く、生徒はもちろんのこと、一緒に受講した本校教員も大変勉強になりました。

今後は小論文講座と並行して、面接指導や志望理由書の書き方指導なども行われます。医系学部は難関ばかりですが、この講座を活用して、生徒たちが合格を勝ち取ってくれることを期待しています。