Y１（中３）生とY２（高１）生を対象に、キャリアトーク講座を開催しました。この講座は、大学等への進学や将来のキャリア形成を考えるにあたり、職業に対する認識を持たせ、職業の魅力や厳しさ、また就職までの過程について、先輩たちの実体験をふまえた生の声を聞ける場を設けることを目的としています。

　今年度の開催講座は、「広告代理店のコピーライター」「工場向けの生産機械を創るソリューション・エンジニア」「警察官」「ウイルス研究者」「小学校教員」「地球環境研究者」「医師」「菓子メーカー営業職」「土木エンジニア」の９名の卒業生による講座が開かれ、現在就いている職業の内容やそこで得られる貴重な体験、中高生時代に取り組むべきことなどについて講義しました。

　その職業を志した動機や職場での実際の様子などを、パワーポイントや黒板を使用しながらわかりやすく説明し、参加した生徒たちも積極的に質問していました。アメリカの大学院でウイルス研究をしている卒業生は現地からオンラインでの講座を行い、現在医師として働いている卒業生からは受験時代の苦労などについても話があり、大変興味深いものばかりでした。
　
　先輩たちの講義は、教科書には載っていない、実社会の現状について学ぶ貴重な機会であり、生徒たちは進路選択、職業選択について、理解を深めることができたようです。