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第8回奈良学園登美ヶ丘講演を開催しました

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中1(M3)生から高3(Y4)生の生徒と本キャンパスに通う幼児・児童・生徒の保護者と地域住民を対象に、奈良学園登美ヶ丘講演を開催しました。本校では生徒に自らの生き方や将来についての考えを深める機会として、各界で貢献されている方の講演を定期的に開いています。8回目の今回は、地球環境産業技術研究機構(RITE)の山地憲治研究所長に「東日本大震災と日本のエネルギー問題」をテーマに講演していただきました。

講演では東日本大震災後の日本のエネルギー政策として、現在のエネルギー計画の再確認や情報通信技術の活用、国民の原子力に対する信頼回復のために、放射能被爆リスクについての理解を深める必要があると述べました。講演中、山地所長の話にうなずき熱心にメモを取る生徒や保護者の姿が見られました。

質疑応答では、「スマートなエネルギーシステムのひとつとして、ソーラーカーの一般普及は実現可能か」「放射能リスクや他の発電方法があるにもかかわらず、やはり原子力は必要なのか」などの質問に、丁寧な解説を加え、答えてくださいました。最後に代表生徒が花束を贈呈し、お礼とともに「科学的知識だけでなく、感性も人々の行動や心理に大きく影響させるということが印象に残りました」と感想を述べました。