ニュース

第7回奈良学園登美ヶ丘講演を開きました

 
 

本校では生徒たちが自らの生き方や将来について考え方を深める機会にしてもらいたいと、各界で優れた業績を残されている方に講演していただく、「奈良学園登美ヶ丘講演」を定期的に開いています。
第7回目となる今回は、京都大学総合博物館の館長である大野照文教授に「宇宙と生き物の歴史」をテーマに講演していただきました。

大野教授は幼い頃から石や鉱物に興味を持ち、それが化石へと広がり、現在の古生物学研究や子どもたちに科学の世界を紹介する活動につながっています。

講演では、生命の誕生と宇宙の歴史との関係や、化石に記録された月の動きなど興味深いお話をしていただきました。また、研究で訪れた国での素晴らしい出会いや、時に起こる危険や苦労など、実際に体験されたことをお話しいただきました。

質疑応答では、聞き入っていた生徒たちから「生物はまた進化しますか?」「恐竜の全滅の原因は火山か隕石か?」など沢山の質問に、丁寧に答えてくださいました。最後に生徒が「研究に携わってみたい。生命の神秘を知ることで生きる素晴らしさを感じることができました」と感想を述べました。