弁論部は「弁論」と「ディベート」を中心に活動しています。意外かもしれませんが、楽しいです。
どちらも全国優勝・上位入賞を本気で目標にしています。
【弁論】
弁論とは、一言で言うとスピーチです。自らの問題意識をもとに、リサーチ・議論を通じ、考えを深めた内容を、弁論大会やスピーチコンテストなどで、広く訴えかけるものです。約7分間の時間の中で、論旨と構成、どう伝え伝わるかを考え工夫し、自分を表現することでもあります。
◎人前で話すことが、はじめから得意な部員なんていません。
アナウンスや発声などさまざまな技法を学び、日々の練習・演練によって、少しずつ「話すこと」ができるようになっていきます。大会場時の緊張・高揚感を一度体験すると、病みつきになってしまうかもしれません(幹事長A談)。
【ディベート】
ディベートは、ある論題(テーマ)に関して、その論題を肯定する立場と否定する立場に分かれ、ルールに基づいて議論をすることです。肯定側も否定側も、その対戦相手に対して主張するのではありません。主張する相手は、肯定側否定側どちらにも属さない立場にいる『ジャッジ』(審判)です。つまりこのジャッジに、いかに客観性、現実性のある議論を展開するかによって、試合の勝敗が決まるのがディベートなのです。なお、主張に根拠がないとジャッジの判定に考慮してもらえません。
また、「ことばのスポーツ」とも言われます。高校野球の"甲子園"が強い身体と鍛えられた技の闘いだとすれば、「ディベート甲子園」は、しなやかな頭脳と練り上げられた論理の競い合いとも言われています。
国際社会・舞台で活躍している人でディベートを知らない人はまずいません。これから世界に出ようとしている全国中高生ネットワークの中で、交友を深め切磋琢磨することができます。
◆興味がある方へ
◎朝の練習を見にきてください。そして、勇気を出して部員に声をかけてください。その勇気と、あなたの気持ちがホンモノで本気なら、あなたが全国大会に出られるようになることも夢じゃないし、弁論部で人生が変わるかもしれません(副幹事長B談)。