「理科」の公開研究授業
校長
Y2学年(高1)「物理基礎」の公開研究授業として「気柱の共鳴実験」が実施されました。
本校の理科では、自然現象を体感して理解を深め、科学的にとらえる態度を身に付けることに重点を置き、様々な学年で実験を実施しています。また、この研究授業では理科の先生方に参加いただき、研修の機会としていただきました。
今回行った実験は、気柱の共鳴状態において、管内の気柱が進行波と反射波の重ね合わせで定常波を作ることを学ぶこと、また気柱共鳴の実験より、共鳴に用いた音源の振動数を計算で求めることでその原理を体感し、理解を深めることをねらいとしていました。
生徒たちは、耳を傾けながらピストンを動かし、音が共鳴している状態になる位置を見つけるために同じ班の生徒たちと協力し合っていました。また、Googleのスプレッドシートを活用して生徒どうしで得られたデータを共有することで、同じ班以外の生徒のデータも活用し、実験の精度をあげられるような工夫もされていました。
生徒たちはこのような実験授業を楽しみながら、自然現象における客観的な事実や因果関係について学んでいきます。