第13回高等学校卒業証書授与式を挙行いたしました。凛として身が引き締まる寒い朝でしたが、好天に恵まれ126名の卒業生たちが高い志とともに新たな道へと巣立っていきました。

前日の予餞会では、在校生たちが心のこもったビデオメッセージやバンド演奏を披露してくれました。笑いあり感動ありの力作ぞろいで、お世話になった先輩に感謝の思いが伝わったことと思います。

卒業式では本校室内楽部の心に響く式典演奏の中、一人一人に卒業証書を手渡し、おめでとうと声をかけました。笑顔でありがとうと返してくれる人、真剣な面持ちで頭を下げる人、感動で胸いっぱいになっている人と表情は様々でしたが、皆、それぞれの思いを胸に卒業証書を受け取ってくれました。

式辞では、「自分の頭で創造的に深く考えること、これから挑む学問や研究の成果が、本校校歌に言う『世界の明日を開き』、人々の平和に貢献するものであってほしい」と伝えました。
答辞では、友達や先生、家族の支えと応援に感謝し、「苦しいとき、どうしようもなく辛いとき、投げ出したくなるときもありましたが、多くの方たちの支えと自分たちの意志で乗り越えることができた私たちは最強で最高の学年です」と力強く述べてくれました。

式後、卒業委員の保護者様の企画で４年ぶりに謝恩会が開催され、教員団と生徒、保護者の皆様とも積もる話に花が咲く楽しいひと時を過ごさせていただき、学年主任の万感の思いを込めた涙の挨拶でお開きとなりました。最後のホームルームは保護者の皆様もお入りいただき、正副担任からの熱いメッセージ、卒業生一人一人の感謝の言葉と将来の抱負、記念撮影などがあり、名残を惜しむ声がいつまでも校舎に響いていました。
また卒業生より、卒業式・入学式、広報イベントなどで会場を華やかに彩ってくれるバックパネル一式をご寄贈いただきました。皆様のご厚志に感謝し、末永く大切に使わせていただきます。ありがとうございました。