「大学探訪～OB・OGを訪ねて～」の企画で、Y１（中３）・Y２（高１）生合わせて40名が大阪大学吹田キャンパス・豊中キャンパスを訪問しました。阪大は今回も理事長先生にご手配いただき、研究施設の見学とミニ講義の受講をさせていただきました。
　　
　レーザー科学研究所では、世界に誇る大型レーザー実験装置激光Ⅻ号を見学し、核融合に関連した研究の最前線に触れました。また情報科学研究所人間情報工学講座の研究室を訪ね、人の感覚を伝えたり共有したりする脳の機能を応用して、スキルの伝達を実現するためのデバイスの開発などについて説明を受け、実際に心理物理実験を体験しました。生徒たちは高度な研究内容にも興味津々で聞き入り、学校で習ったことを総動員して理解に努めていました。
　
　午後から阪大で学んでいる６名の卒業生が合流。グループに分かれて学内案内と懇談の時間を持ちました。中学・高校時代のことや大学生活、大学で勉強している内容などについて話していただき、質問にも丁寧に答えてくれました。そのあと総合学術博物館を見学して探訪を終えました。
　
　生徒たちは、紅葉が美しい広大なキャンパスで、先輩たちやすれ違う学生たちと近未来の自分の姿を重ね合わせたことと思います。憧れで終わることなく、実現可能な目標と見据え、頑張ってほしいものです。
　終日お付き合いいただきました理事長先生には改めまして感謝いたします。