M４（中２）で、奈良県助産師会から講師をお招きし、「いのちの講座」を実施しました。

思春期のホルモンのはたらき、よくある悩み～男子編～と～女子編～、思春期はとても敏感な時期であり、心の悩みとして人との距離感が違うと不安・不快な感情が生まれやすいこと、悪気がなくても心を傷つける言葉や態度があること、性的な話題が苦手な人もいることなどを具体的な事例とともにお話しいただき、当たり前のことですが、お付き合いはお互いに思いやりが大切だと学びました。

　

後半は受精から妊娠の成立、妊娠期間中の赤ちゃんの成長の様子、そして母子ともに命がけの出産の場面を、映像を交えてお話しいただきました。
赤ちゃん人形を使っての「赤ちゃん抱っこ」、妊婦体験ジャケットを付けた男子生徒と男性教員による妊婦体験や帝王切開となったご家族の出産ドキュメントの視聴もあり、様々な視点から命の大切さを学びました。

この学習を機会に、自分が生まれたときのこと、名前に込められた親の思いや願いを聞くことで、自身の生き方について考え、命のバトンをつなぐことの大切さに思いを致してほしいと思います。