7月30日、1学期終業式を挙行。式辞では、「蝉脱（せんだつ）」、つまり蝉がその殻から抜け出して新しい自分になることから、超然として世俗を脱すること、転じて現状から理想を求めて抜け出すことという意味があり、この夏休みに一つ自分の殻を打ち破って、新しい自分を表現できる、そんな2学期を迎えてくれることを期待すると伝えました。

　式後は、近畿・全国大会へコマを進めた部員たちの壮行会と表彰伝達式を行いました。壮行会には、陸上競技部・囲碁将棋部・放送委員会・水泳競技の選手たち（テニス部・競技かるた部は試合及び合同練習会のため公欠）に、日ごろの厳しい練習に耐え、上位大会への出場を勝ち取ったことに祝意と敬意を伝え、強敵にも怯むことなく出場できることを誇りとして、思い存分「奈良登美ファイティングスピリット」を発揮してほしいと激励しました。

　表彰伝達式では、公欠の生徒を除く28名の選手諸君を表彰しました。部活動は、教室で学ぶこととともに、中学高校時代に同じ目標を目指して、先輩後輩の人間関係の中で互いに切磋琢磨し、競技力の向上のみならず人間力の底力を培ううえでも大切な活動であると訓示しました。最後まで諦めずやり切ることが、日ごろの学習や受験勉強を乗り切る力となってきます。頑張れ、奈良登美生！！