M３（中１）・Y２（高１）学年で、奈良地域の学び推進機構理事でネット安全アドバイザーの石川千明先生をお招きし、ネットリテラシー講座を開催しました。

SNSのコミュニケーションで起こるトラブル、ネット炎上でニュースになった事件、ネット上で出会った人に性的写真を送ってしまった中学生の話、オンラインゲームにはまってゲーム依存症になった事例など、生徒たちの身の回りにも起こりうる危険な事例や場面を提示いただいて、自分ならどう感じるか、問題点はどこか、どうすれば自分を守れるかなどについて考え、話し合う時間も取っていただきながらの講演となりました。

生徒たちは、SNS上のメッセージの感じ方や考え方も人それぞれで違うこと、マイルールを押し付けないこと、時にはスルー力も必要であることを学び、SNSで失敗しないためによく考えること、残り続ける可能性（デジタルタトゥー）、全世界に向けて発信していること、「友達だけなら大丈夫」は大きな間違いであることを確認しました。

本校でも、携帯・スマホを時間を決めずに自由に使っていたり、一日3時間以上も使っていたりする生徒が少なからずいることが分かっています。まずは時間・場所・マナー・課金などのルールをしっかり作って、もし困ったことがあれば一人で悩まず保護者や先生、相談機関にすぐ相談するように伝えました。ご家庭におかれましても、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。