教室で受ける授業のほかに本校の特色である体験型学習の一環として実施したＭ３（中１）の飛鳥社会見学の事後学習の様子、またＭ４（中２）で今年度より初めて導入した探究学習のプレゼン動画の撮影を見させてもらいました。コロナ感染拡大の影響を受けて、計画を変更しながらではありますが、生徒の主体的な活動を生かしたこのような学びの機会をストップさせてはいけないと考えています。

Ｍ３では飛鳥社会見学で体験した各遺跡・寺院等についての研究成果をまとめ、プレゼン用パワーポイントでスライドをつくって、来週行われるクラスでの予選会に備えています。上位に選ばれた班が、２月のＭ尚志祭の壇上発表に出場することになっています。パワーポイントの操作も手慣れたもので、動画やイラスト等を駆使して面白いスライドが次々とできあがっていました。

Ｍ４の探究学習については、既に昨年１２月にポスターセッションでのプレゼン発表会を済ませ、クラス代表と全国大会出場チームを選んでいますが、さらに内容のブラッシュアップを図り、全チームのビデオ撮りを行いました。これもＭ尚志祭でＷｅｂ公開（保護者限定）し、クラス代表チームによるプレゼン大会も実施します。

このようにチームで調べ、討議し、考察してまとめた成果を発表する一連の探究的な学習は、大学や社会に出てからも役立つ「学び力」の育成につながります。