１１月６日（金）中学1年生（Ｍ３）が飛鳥へ社会見学に行きました。４月に予定していたハチ高原での宿泊オリエンテーションが新型コロナウイルスの影響で中止となったので、学年全体で実施する初めての大きなイベントとなりました。
身近な歴史的文化財に触れ、事前事後の学習をとおして教養を深め、同時にプレゼン力やコミュニケーション力を高めることを目的としています。
近鉄飛鳥駅を出発し、午前中は「高松塚古墳」・「鬼の雪隠・俎」・「天武・持統天皇陵」・「亀石」・「橘寺」を見学し、それぞれの史跡、遺跡で、事前に調べてきた各担当グループによるプレゼンが行われました。その後「石舞台」で昼食を摂り、午後は、「伝飛鳥板蓋宮跡」・「酒船石」・「飛鳥寺」・「蘇我入鹿首塚」・「水落遺跡」・「甘樫丘」を見学しました。
午前中は曇り空で、歩いていても快適でしたが、午後からは日差しが強くなり、少し汗ばむ陽気となりました。約１１キロの行程で、最後の「甘樫丘」の上り坂は疲れた様子の生徒もいましたが、全員最後まで歩き抜きました。深まりゆく飛鳥の秋の気配を存分に感じながら、古代に思いをはせた１日となったことと思います。
今後は、２月のＭ尚志祭でのプレゼン発表、教室展示に向けて、準備を進めていきます。教室展示は、同じ史跡を担当する他クラスの班員との共同作業をするので、学年交流の場としてもいい機会となると思います。今から、Ｍ尚志祭でのパフォーマンスが楽しみです。