ニュース

M4理科実習

校長
  • M4理科実習
  • M4理科実習
  • M4理科実習
  • M4理科実習

本校では教育目標の一つに、「科学的に物事を見る力」を身につけることを掲げています。科学に対する興味を引き出し、積極的に学習する生徒を育てることを目指して、授業で実験観察を多く取り入れるとともに、大学や研究機関との連携による実習や講演を実施して、より専門的な知識に触れる機会を作っています。その取組の一つとして、奈良先端科学技術大学院大学の先生と大学院生をお招きして、理科実習を実施しました。今年のテーマは「初めてのゲーム作り スクラッチでプログラミングを楽しく学ぼう!」です。

スクラッチ言語でできた未完成の「ブロックくずし」ゲームソフトを使い、このゲームがどういう機能で作られているかを 考えます。ボールがブロックに当たったときにブロックが消える機能をプログラムの構造から調べ、スコアを10点増やす方法、バーの動かし方、ボールの速さ・バーのサイズを変える方法、ゲームオーバーの処理の仕方などを実際にプログラムの断片(ブロック)を並び替える操作をしながら、目標とする一連の動きができるように試行錯誤を繰り返します。校長は最後まで理解がおぼつきませんでしたが、参加生徒たちはお互いに議論しながら、直感的に操作することから始め、次第にプログラムを理解し、意図する動きの実現に成功するグループも出てきました。

プログラミング教育の必修化が進む中、プログラミングの楽しさや面白さ、達成感などを味わえる体験を通して、生徒たちには創造する力と論理的な思考力を身につけてほしいと思っています。