第９回奈良学園室内楽部合同演奏会を４月29日に生駒市北コミュニティーセンターはばたきホールにて開催。日頃より部員たちを支えていただいているご家族やＯＢ・ＯＧの皆様のお陰と、深く感謝いたします。

登美ヶ丘プログラムは、映画音楽・ポップス系の曲とクラッシックで、どの世代のお客様にも楽しんでいただけるように選曲しました。私は楽器を奏でることはできませんが、部員たちの颯爽とした演奏ぶりと心一つに紡ぎ出す美しいハーモニーに感銘を受けました。

合同プログラムでは、チャイコフスキーの数ある曲中でも人気曲となっている交響曲第５に挑みました。とても難しい曲と聞きますが、郡山の部員、多くの先輩方、そしてご協力いただいている演奏家の皆さまとともに優美な、そして雄壮なパフォーマンスが続き、ただただ圧倒されるばかりでした。中高生が、社会人の方々と同じ舞台で堂々と演じきったことは、私にとっては驚きであり、才能豊かな生徒たちがとても頼もしく感じられました。大きな拍手とともに、アンコールでは両校の校歌がホール一杯に響き渡り、観客の皆さんも十分にお楽しみいただけたものと思います。

日々の練習は、顧問のアドバイスのもと、部長を中心に練習メニューを考え、各自が自分の課題を確認しながら、自主的に取り組んでいます。これからも、管弦楽のもつ優雅な音色で聞いてくださる方々の心を癒す演奏を届けてほしいと期待しています。